砂場に裸足で入ると、ひんやりした感触やザラザラした感触に子どもたちは大喜び。足を砂で隠してみたり、スコップで穴を掘ったり・・・そこに水が加わると、泥の柔らかさや水の冷たさなど、今度は違った感触を楽しんでいました。
「お風呂をつくろう!」という声に友だちが集まり、協力して穴を掘る姿も見られました。その様子を見ていた小さい子も見よう見まねで一緒にあそびに加わり、年齢を越えた関わりが自然と生まれていました。
そして、穴ができると中に入り、「気持ちいいね!」と笑いあいながら、作り遂げた充実感を味わっていました。
【雨どいを使って】
“どうしたら水がうまく流れるか” を考えていろいろ試していくなかで、「高くすればいいんだ!」とビールケースを持ってきて、自分たちで高さを調節していました。
水が流れるようになるとバケツやカップで水を運んで流したり、つないだ雨どいで、どこまで水を流せるかを試したり・・・あそびがどんどん広がっていきました。
全身を使って遊びながら、子どもたちはたくさんの「気持ちいい」「なんでだろう?」「こうしてみよう」を感じ、五感や心を育てています。